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アメリカ・ニューヨーク発のコワーキングスペース【WeWork】が2019年5月、名古屋初出店する。
【WeWork】は2019年1月時点で、全世界27カ国の100都市、425拠点で40万人以上の会員を有するメガカンパニー。日本国内において名古屋への拠点進出は東京、横浜、大阪、福岡に次ぐ、5つ目の都市となる。3月には福岡2拠点目になる、【WeWork Gate’s Fukuoka(WeWork ゲイツ福岡)】をオープン予定。東京では12月に国内最大規模の拠点となる【WeWork Shibuya Scramble Square(WeWork 渋谷スクランブルスクエア)】をオープンする予定で、今後、神保町、半蔵門、新宿南口にもオープンする見込みだという。
この【WeWork】の凄さは半端じゃない。他のコワーキングにはないようなサービスを提供し人気を博しているのだ。各拠点にコミュニティーチームやコンシェルジュを置き、利用者同士の交流促進をサポート。専用アプリを介して、ほか拠点の利用者ともつながれる。拠点をグローバルに展開しているため、ネットワークもグローバル。質問を投げ、フィードバックをもらったり、ワークショップや講習などのイベントも定期的に開催している。更にビール飲み放題、月曜日は朝食を無料配布。掃除は勝手にしてくれる。至れり尽くせりである。内装ももちろん洗練されていて、ガラス張りのオフィスは美しく、廊下はすれ違うと挨拶したくなる幅に意図的に設定されてあったりもする。当たり前だが料金は高い。エニシアALLDAYプランの十数倍である。シェアオフィスやコワーキングスペースと呼ばれるものの中で最もハイクラスな位置付けである。
その黒船が突然名古屋にやってくる。「名古屋のコワーキングといったら【エニシア】」。その神話がいま崩れようとしている。勝てるわけがない。と思っている方々は半分正解、半分間違いである。そもそもエニシアは【WeWork】と戦う気がないのである。競合しない。これが【エニシア】の鉄の掟。そして同時に感謝の意を表明したい。【WeWork】の登場によってマーケットが開拓されるからだ。ソフトバンクグループの資本が入り、名古屋でもその強大な力の片鱗を見せつけようとしている。
【WeWork】は高額な料金である為に最高の設備とサービスを提供している。気になる方は是非内覧を予約してみてほしい。きっと驚くはずだ。(内覧も予約制)
しかし【エニシア】も忘れないでほしい。毎日使えて4980円のコワーキングは恐らくエニシアだけであろう。ミーティングルームも無料。ドリンクも無料。Wi-Fi完備。マッチングサービスもある。そして各店でコンシェルジュサービスも開始。【WeWork】だけじゃない。【エニシア】も一緒に日本の新しいワークスタイルを加速させていく。