REAL VOICE
『セルフケアで本来誰しもが持っている力を引き出す』 × 阿部律子様
こんにちは!エニシア岐阜店です。
本日は岐阜店の素敵な会員さんを紹介させていただきます!
整膚師の阿部律子さんです。
阿部さんはエニシア岐阜店の個室で「にこまる」という名前の整膚サロンをやっている方です。整膚とは、皮膚を伸ばして血流を良くすることによって体調を整えるマッサージのことです。
整膚の施術を受けると薬を使わなくても炎症を治したりすることができるそうです。薬というのは体が嫌がるものであり、服用すればどうしても体にストレス・負荷がかかってしまうもの。整膚はそういったリスクをかけずに体を良い状態にしてくれます。薬に頼らない、いわゆる「セルフケア」こそ阿部さんが大事にされていることです。
身体に何が良くて、何が良くないかも教えてくださいますし、姿勢も直してくれます。僕は阿部さんを健康の大先生として日々崇めさせてもらっています。笑
「冷たい飲み物よりも温かい飲み物の方がいいよ」
半年前のことです。当時、エニシア岐阜店にやってきたばかりの僕に阿部さんが話しかけてくれたことがありました。
スタッフもドリンクバー飲み放題と知った新人の僕は、ドリンクサーバーの前でドリンクメニューを物色していました。そのとき阿部さんが声をかけてくださったのです。
冷たいドリンクよりも温かいドリンクにしてみたら? と、そうアドバイスをいただきました。当時、阿部さんのことを全く知らなかった僕でしたが、言われるがままにホットのほうじ茶を選んだ覚えがあります。(阿部さんと話すまでアイスのほうじ茶にしようと思っていました笑)
今の時代、冷たい飲み物を飲むということは当たり前になっていると思います。しかし、冷蔵庫等によって飲み物が冷やされるようになったのは長い人類の歴史を考えるとほんの最近からなんです。
人間の身体って本来冷たい飲み物は合っていない。喉が渇いても、身体が求めているのは冷たい飲み物ではなく、常温や温かい飲み物なんじゃないか。そう阿部さんはアドバイスをしてくれました。
インドでは実際に温かい飲み物を飲む健康法が確立しているそうです。
それ以外にも僕は阿部さんにいつもお世話になっています。笑
喉が痛くて咳がなかなか止まらなかった時期があったのですが、そのときは楽になる姿勢や呼吸の仕方を教えてもらいました。本当に少し楽になって薬を服用したような効果を感じたので凄いと思いました。
セルフケアで出来る事って自分が想像している以上にあるんだと実感しました。
また、普段エニシアの受付にいると度々「にこまる」のお客様がいらっしゃいます。僕は、お客様の施術前の表情と帰られていくときの表情が違うなと最近気づくようになりました。
整膚の施術は、身体を治すというだけでなく、気持ちも前向きにしてくれます。
以前、こんなお客様がいたと阿部さんは話してくれました。
・施術前
姿勢の悪い自分を周りに見られるのが嫌。旅行に行っても写真にあんまり写りたくない
・施術後
写真に自分の姿をもっと残したくなった。旅行も楽しめるようになった
身体の状態を良くするということは、心にも良い効果をもたらすようです。
施術前は後ろ向きな気持ちを抱えて毎日を過ごしていた方が、身体を整えていくことで気持ちも前向きになっていくのは素敵なことだと思いました。
また、スポーツをするときにも施術の大きな効果が現れるみたいです。
ゴルフのスコアが見違えるほどよくなった方も過去いたそうです。
やりたい事があっても、身体が不健康だとなかなかうまくいきません。
身体の状態を良くすることで本来誰しもが持っている力を引き出すことができるのだと阿部さんは仰います。
そんな阿部さんに、実は最近僕は本を貸していただいていました。
この本は、世の中に溢れているデタラメな健康の常識を容赦なくバッサリ斬ってくれています。
テレビや雑誌、ネット上に載っているエセ科学というやつですね。僕もこれまでに数えきれぬほどこのエセ科学に引っかかってきたのではないかと思っています。素人ゆえ、どれがエセなのかもわからないのでハッキリとした自覚はありませんが。笑
本の内容はかなり濃いです。身体の中で何がどう作用するかまで徹底的に細かく説明されているので、高校の化学の授業を受けているような話の密度です。その分、説得力がとてもあって胸に響くような言葉にも何度も出会えます。
その中でも僕が最も感銘を受けた文があります。
【日本では健康というと、快便・快食・快眠であることが健康のしるしである。しかし、アメリカの医師は健康について相談してきた人に、まず生きがいの有無を尋ねるそうだ】
人間が「健康」であるというのはどういうことなのか。1から、いや0から考え直させられるような文でした。
こういう自分の考え方や価値観がひっくり返るような文や本と出会えることってとても有り難いことだと思います。阿部さんはこういう本をもっと多くの人に読んでもらいたいし、読んだ人がまた別の誰かに紹介することでどんどん広まっていったら嬉しいと仰っていました。僕も同じ気持ちです。
世の中には知らないと勿体ないことがたくさんあると思います。この本はその内の一つであると自信を持って言えます。
整膚に関しても、最近ようやく世の中に少しずつ浸透してきた感じだと阿部さんは仰っています。
・とてもシンプルなことでできる
・道具も必要ない
・赤ちゃんからお年寄りまで誰でもできる
薬を使わずに治す。心も豊かにする。とても簡単なことでそれが可能になるのに、知らないのは勿体ないですよね。
メディアによってエセ科学はとんでもないスピードで流布されるのに対し、セルフケアの考え方はこれからようやくジワジワ広がっていくのではないかと思います。
本を読んでいるときも思いましたが、これだけ色々な情報が飛び交う時代の中で取捨選択をし、正しい情報だけを拾い上げて自分のものにしていく事はとても難易度の高い作業かもしれません。
だからこそ、阿部さんのような方が身近にいていただけるのはとても心強いです。
阿部さんは「何か困ったことがあったらいつでも言ってね」といつも優しくそう言ってくださいます。
これからも阿部さんにはお世話になりっぱなし?笑 になってしまうかもしれませんがこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
↑施術の様子です。あまり力を入れずに優しく皮膚を伸ばしていきます。やり方がわかればいつでも自分で行うことができるのが整膚の魅力です
阿部さん、お忙しい中取材を受けていただき本当にありがとうございました!