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エニシア会員様ご紹介

REAL VOICE

2018年10月23日(火)

ゴルゴ13原作者

【会員様紹介】ゴルゴ13原作者、八木京一郎さん

本日ご紹介させて頂く会員様は、八木京一郎さんです。

 

 

八木さんは、現在、漫画の原作者をしています。過去には、シナリオの技術を活かして、ラジオCMの台本も作ったそうです。

現在のメインの御仕事は、“さいとうたかを”さんのゴルゴ13という劇画の原作を書いておられます。現在までに70本以上の原作脚本に関わってきたそうです。

ゴルゴ13は、現在まで連載年数50年に及び、コミックは190巻を超え、累計発行部数は2億部を超えており、まさに国民的コミックといえると思います。

そんな有名漫画でシナリオを作成していらっしゃるなんて、素直に「すごいなぁ」と思いました。

数々のシナリオを手がける八木さんに、現在のお仕事に就くまでのきっかけをお伺いしました。

 

「子供の頃から、漫画が大好きで、あらゆる漫画を読んできました・・・たぶん。普通なら漫画家さんに憧れるところですが、画(え)は全く描けません。

しかし、漫画には、原作者という人が一緒に仕事をしているということを知り、これだと思いました。
大学は都内に進み、卒業後も就職はせず、バイトをしながら原作を書いていました。
当時は漫画雑誌に、漫画原作賞というものがいくつかあり、それに毎回応募したり、出版社に直にもちこんだりしていました。

しかしなかなか認められず、もうあきらめて東京を引き払おうと思って最後に持って行った先が、現在、ゴルゴ13を連載している小学館で、そこで原稿を読んでくれた人が、たまたま、ゴルゴの担当をしている編集者だったのです。
そこで縁を戴き、ゴルゴ13の原作を書かせて戴くチャンスを、もらいました。」

 

自らの夢を叶えるために行動を起こし、そして掴みとってしまう八木さん。

最後だと思って持ち込んだ出版社で採用してもらえるなんて、なんて素敵なストーリーなんでしょう。

これも八木さんのシナリオ通り!?なのでしょうか?
僕自身、八木さんのお話を聞くまで、

・シナリオを考える人

・絵を描く人

で分かれて作業をしているということを知りませんでした。(もちろん1人でこなしている方もいらっしゃいます。)

シナリオ作りの魅力は、一体どんなところにあるのでしょうか?

 

 

心の中の気持ちを、動作や、その他の『画・映像』を使って、観ている人に伝えることではないでしょうか。

小説は、『彼は烈火のごとく、怒りに震えていた』という風に、文で読者に伝えます。
でも、漫画やドラマは、それを行動やアクション、または火山の噴火や、鍋のふきこぼれ(笑)などのシーンで伝えたりしますよね。

そこにいろいろな脚本上の技術を使ったり、あるいは、その決定的な場面をあえて見せないことで、観ている側の想像力に訴えたりするのです。

あと、漫画や映画で繰り返し使われるトリックなど、子供の時からテレビや漫画を見ていて、面白いな・・・と思っていました。」

 

”説明しないけれど伝える”

一見矛盾しているようですけど、それがシナリオの醍醐味なのですね。

言葉で説明しないからこそより伝わったり、あるいは読み手に想像をかき立てさせることができるというのは、とても面白い世界だなと感じました。

そんな八木さんですが、これからは”あること”を始めていくそうです。

 

 

「二つ、あります。

一つは企業の中の文書類を漫画化していくという仕事です。これは、去年、ある会社の大学新卒採用のパンフレットを、ストーリー仕立ての漫画にして作製しました。

今、色々な企業が、様々な社内の文書の漫画化を進めだしています。最近、このエニシアで、この仕事の営業を一緒にやってくれそうな方に出逢いました。共に仕事をやっていけたら良いなぁと思っています。

もう一つは、漫画教室です。浜松にいる現役の漫画家さんと一緒にやっていこうと計画しています。

 

 

漫画をプロに習っても、その人がプロに成れるかは、正直わかりません。しかし、基礎を知ってチャレンジするのと、知らないでチャレンジするのとでは、全く違います。

名古屋や浜松で、今、漫画を教える場所が、急速に減っていると聞きます。その隙間を少しでも埋めることが出来れば・・・と思います。

漫画家さんも自分も、現役で書いているのが強みです。そこから得た現場の情報も、伝えていけたら、と思います。

漫画のアイデアは教えることは出来ないものですが、アイデアを形にする方法は、学べるのではないかと考えます。

もちろん、趣味で画を描きたい、イラストが上手くなりたい、ドラマを観る上で、シナリオを学んでみたい・・・だけの方も大歓迎です。

教えると言ったら生意気な気もしますが、漫画の教室で、共に学びあえることができたら、幸せですね。」

 

 

 

現役で活躍する方から学べるなんて、なんて贅沢なのでしょうか・・・

プロを目指す方から、年賀状を書きたい方など、幅広く参加可能だそうです。

漫画家を目指す方から、ちょっとした絵を描きたい方までお気軽にご参加頂きたいと思います。

これからの八木さんの活躍、楽しみにしております。

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中村 真二
てんかんという病気になってから感じたことを伝えるために、全国各地で講演活動行う。 病気に対する考え方を伝えたり、てんかんの正しい認知のために、47都道府県での講演を目指す。 http://shinjinakamura.com/
 
 
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