REAL VOICE
【会員様紹介】水谷拓郎様
今回、ご紹介させていただく会員様は、
水谷 拓郎(ミズタニ タクロウ)さんです。
水谷さんは現在、社労士の資格を所有し事務所や顧問先の会社などで経営者や従業員の方の労務管理全般をやられています。
労務管理全般と言われてもピンとこない方もいらっしゃると思います。
私は全くピンと来なかったので、素直に聞いてみました。
具体的に、社会保険などの手続き業務、給与計算、入退社時の対応、就業規則の整備、労務トラブルの対応、書類の作成の事を指すそうです。
水谷さんは大学卒業後、社会保険労務士とは全く無縁のシステムエンジニアとしてシステムの開発に10年間携わり、その後、社会保険労務士の資格を取ってこの世界に飛び込みました。
なぜ10年間も務めたシステムエンジニアを辞め、社会保険労務士になろうと思ったのか聞いてみました。
「自分がシステムエンジニアとして働いていた26歳の時、大工をやっていた友人が建築士の免許を取り出したのをキッカケに自分も何か新しい事をしたいという気持ちが芽生えたんですよ。それで何をやろうかって考えた時、当時、管理職をやっていて労務関係のトラブルが多かったので、社会保険労務士の資格は様々な企業の為に活かせるんじゃないかって考えたんですよね。」
システムエンジニアの仕事と並行して社会保険労務士の資格の勉強に励み、3度目の試験で見事合格。
そして、経験ゼロ、人脈ゼロ、お金ゼロの状態でこの世界に飛び込んだそうです。
そんな水谷さんは社会保険労務士として今年で6年目を迎えます。
これからのビジョンについて、こう語ってくれました。
「社会保険労務士の仕事というのは、トラブルが生じた時に声をかけてもらえるような仕事なので、その困りごとを迅速に解決して経営者の方に安心して仕事に打ち込んでもらいたい。正直ここ最近は全然営業をかけておらず、様々な繋がりの中で仕事を頂けている。なので、まずは今お世話になっているクライアントに満足してもらえるよう努めていきたい。」
繋がりを大切にする水谷さん。
営業しなくても仕事が舞い込んでくる理由が分かる気がしますね。
最後に水谷さんは社会保険労務士っぽい社会保険労務士にはなりたくない。
と語ってくれました。
「社会保険労務士というのは基本的には経営者としか接点を持たないものなんですが、経営者だけではなく従業員の方々ともコミュニケーションを取りながらやっていきたい。馴染みやすいフランクな社会保険労務士になる事によって、上層部が気付かないような現場で起こっている小さなトラブルにも気付く事ができる。」
顧問先の会社が良くなるよう従業員の方とのコミュニケーションまで考えているのは驚きですね。
エニシアの会員さんは基本的に個人事業主の方が多いですが、これから会社を大きくして従業員を抱える予定のある方は、水谷さんに相談してみてください。
きっと良いアドバイスを頂けると思います!