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ーあなたという窓をきれいに磨いとくほうがいい。その窓から世界を見るのだから。ー
ージョージ・バーナード・ショウー
自分がどんな窓を通して世界を見ているだろうか？
私たちはそれぞれに自らの窓を通して世界を見ています。
窓を通して世界を見るとはどういうことなのでしょうか？
例を挙げてみましょう
ーうちの家族は誰も大学まで行かなかった。ぼくが行けるなんて思うこと自体、どうかしてるー
ーあの子はすごい美人だから、正確が悪いに決まってるさー
ー先生はわたしを目のかたきにしてるのー
これは不正確で不完全な窓を通して物事を見ているせいで事実が歪められている例です
次は別の例をみてみましょう
ールイ16世は王座を追われ、投獄されました。彼の若い息子である王子は、王座を奪った人々に連れ去られました。この王位継承者を道徳的に堕落させれば、生まれながらに授けられた偉大な宿命にも気づかないだろうと、人々は考えたのです。
彼らは遠く離れた村に王子を連れて行き、これ以上ないほど乱れた生活を送らせました。豪勢な食事も与えました。そうすれば王子は食べることにしか関心がない人間になるはずだと考えたのです。
王子のまわりにはみだらでさもしい女たちがはべっていて、いつも汚いことばを使っていました。不名誉なことや信用を落とすようなことを王子にやらせようとしたのです。王子は来る日も来る日も、どんな人も堕落して不思議はない環境におかれました。
このような扱いを半年も受けましたが、そのたくらみに王子は一度たりとも屈しませんでした。なぜ負けないのか、染まらずにいられるのか、どうしても知りたくなって、人々はついに王子に尋ねました。快楽や欲望になぜ屈しないのかと。
王子は答えました。
「君たちがさせたがっていることをするわけにはいかない。私は王になるために生まれてきたのだから。」ー
「私はかけがえのない人間だ」とか「私ならできる」という窓を通して世界を見て人生を歩んだ例です。
自分がどんな窓を通して世界を見てるだろうか？
窓を拭き直す必要があるのだろうか？
どんな窓を通して世界を見たいのか？
今一度考えてみるのもいいかもしれません。
そのようなきっかけを与えてくれる人たちがエニシアにはいます。ぜひ足を運んでみてください
