REAL VOICE
加納詩織が語る大冒険のススメ。
絵を描くのは息をするようなもの。世界を股にかけるイラストレーター加納詩織が語る大冒険のススメとは?

世界を股にかけるイラストレーター、加納詩織さん(31)。「絵を描くのは息をするようなもの」と語る彼女は一体何者?そして、なぜ彼女に仕事の依頼が殺到するのか?
[プロフィール] 加納詩織│合同会社ODD ART
1986年8月8日生まれ。獅子座の寅年、B型。浜松を拠点にイラストレーターとして活動中。似顔絵世界大会でカワイイ似顔絵部門第3位を受賞。ロゴマーク、漫画、キャラクターデザイン、看板製作、イラスト作成、アート関係なんでも。三度の飯より酒が好き。
ー小さい頃から絵を描くのが好きだったんですか?
絵を書くことは当たり前でしたね。両親曰くペンと裏紙だけ与えとけば一日中絵を描いてたそうです。中学生になる頃には「絵を描く」ことは「息をする」ようなものになっていました。
ー実は私と同じ高校の出身なんですよね。その後は?
芸術科のある高校へ進学し油絵を学びました。そのまま大学でも油絵を学んでいましたが、大学2年の時に「油絵では食べていけない」と思い中退。その後は4年ほど水商売の世界へ。勤務先のバーの店長と結婚するも、2年で離婚し実家のある浜松へ戻ることにしました。実家の建設業を手伝っていたんですが、絵ばかり書いていてクビになってしまいました…
ーえ、クビですか!!!
はい(笑) でも、周りからの応援もあったのですぐに自分で会社を立上げました。それが今から2年前のことです。
ークビになってすぐ会社を立ち上げる、というその行動力がすごいですよね。

ーエニシアを利用し始めたのはどのタイミングでしたか?
立ち上げてから1年ぐらいでしたね。最初は自宅兼事務所で作業していました。
でも次のステップに進まないといけないと思っていたんです。このままではダメだ、環境を変えないといけないと感じていた時にエニシアに出会いました。
ーどんな変化がありましたか?
意外と人見知りなので、最初はスタッフの方ともそこまでお話しませんでした。
でも交流会に参加したり、スタッフの方から別の会員さんを紹介していただいたりすることで、出会いがどんどん増えていきました。毎日新しい人との出会いがあったことで、新規のお客さまがどんどん増えていきましたね。
ことあるごとに言ってるんですが、本当に「エニシアを利用して売上が2倍になった」んです!
私がエニシアで絵を描いているのを、他の会員さんが見ていました。それで、次から次へと依頼が来るようになりました。
自分の存在価値をまわりに知ってもらわないと仕事は増えない、ということを実感しましたね。
ーどのように仕事の幅が広がりましたか?
これもエニシアのおかげなんです。出会いが増えると当然依頼も増えます。そうすると、依頼の種類が似顔絵だけではなくなってくるんですね。元々は似顔絵専門でしたが、今では6割がイラストで残りの4割が似顔絵といった感じです。
ー本当に幅広い仕事が舞い込んできていますよね。
これもエニシアを使うようになってからですね。新たな出会いが増えると、本当に色々な依頼が舞い込んできます。最近だと、オーストリアの首都ウィーンにある飲食店からイラストの依頼が来たりもしました。
ーまさに「世界を股にかけるイラストレーター」ですね。

ー今の仕事にどんな想いを持っていますか?
自分が”アーティスト”だとは思っていないんです。私がやっているのは、みんなが頭の中で「こう描きたい」と思っているものを絵に起こすこと。それが私の仕事ですね。
ー最後に。将来のビジョンを教えてください。
パソコンで絵を描く利点を活かして、世界中から発注がくるアーティストになりたいです。
例えば、海外に居ても日本から依頼された絵を描く…というのが理想です。