STAFF BLOG
こんにちは、エニシア公式Twitterの中の人です。
公式アカウントのフォローもお待ちしております。
さて、今回のテーマは「起業を体験する」ということについて。
私は「Startup Weekend」という起業体験イベントの運営にボランティアとして関わっています。
元はと言えば、「エニシアさんを会場として提供していただけませんか?」というお話があったところから。
会社としてOKが出まして、私も会場スポンサーという立場で準備を進めていくことになりました。
しかし「参加してみましょうよ」という声もかかり、なんだかんだで参加することにしてみました。(本当はそんなに参加するつもりは無かったんですがw)
というわけで、激動の3日間に足を踏み入れてしまいました。
(※イベントを宣伝する記事では無く、素直に私の感想をシェアするだけの記事です。)
このピッチは「エレベーターピッチ」とも言われています。忙しい投資家から投資を受けるために、エレベーターの中でプレゼンをすることになぞらえています。
何が難しいかというと、これはまだ「アイディア」段階。モデルが出来上がっている訳でもない段階でのピッチなわけです。
次に「チーミング」へ移ります。ディスカッションの時間を通して、自分のアイディアを一緒に事業化していく仲間を集めます。最低3名集める必要がありますが、これもなかなか難しいんです。
事業の内容をひたすら詰めていくのが2日目。午後2時になるとメンターからコーチングを受ける時間となります。
メンターは3名~5名程度付くわけですが、各メンターは色々な角度から指摘を入れてきます。
ここからが大変。自分たちが作り上げてきたアイディアがボロボロにされるんです、ホントに(笑)
この辺りで、チームの反応は大きく分かれます。
「ここまで言われたらもうダメだ、別のにしよう」となるチーム
「自分たちがやってきたことはそんなに間違ってなかった、もっと詰めていこう」となるチーム
どちらになるかはその時までは当然わかりません。
この3日間で体験することはどれも、実際に起業するときに経験することばかりです。
・自分のアイディアをプレゼンすること
・一緒に事業を始める仲間を集めること
・ひたすらアイディアを具現化していくこと
・投資家やコーチングしてくれる人から厳しい意見をもらうこと
・心が折れてピボットすること
・仲間割れすること
・メンバーが引き抜かれること
正直に申し上げると、私は社内で新規事業の立ち上げには多く関わってきましたが「起業」したことはありません。
同じような経験は幾度もしてきましたが、実際に「起業」するとなるとワケが違います。
起業する前に、こうしたイベントで体験をしておくと「あ、こういうことが起こりうるんだな」という心構えができます。