REAL VOICE
組織変革コンサルティング
【会員様紹介】組織変革コンサルティング、渥美崇史さん
本日ご紹介させて頂く、会員様はBee-Labo代表の渥美崇史さんです。
渥美さんは現在、
今月には法人化を目指し、動いているそうです。
「大学在学中に漠然と”独立したいな”という想いがありました。
どんな仕事に就こうか考えたときに、”コンサル関係の仕事ならば、自分も成長できて、経営に近い感覚で仕事ができる”と考え、就職先を決めました。
そこの会社が医療関係のマネジメントをしていたこともあり、今の仕事に繋がっています。」
マネジメントのお仕事をしている方はいらっしゃいますが、医療の現場でもマネジメントが必要であることを知り、驚きました。
病院は、職場環境の整備が進み、比較的滞りがないと思っていました。
しかし制度や体制が整っているからこそ、悩んだり、苦しんでいる人もいるそうです。
「私は、仕事や生き方に対して、モヤモヤや違和感を抱えている人の力になりたいと思っています。
例えば病院で勤務をしている方って、”患者さんのために”という想いを持って働いていらっしゃいます。
それは素晴らしいことなのですが、中には仕事に力を入れるあまり、自分のことをないがしろにしてしまう方もいらっしゃいます。
自分の時間や家族の時間を削って仕事に打ち込み、その結果、身内や職場内に当たってしまう方もいます。
そんな現状に違和感を抱いている方の話を聞き、働きやすい職場環境を提案していきたいと考えています。
実は私自身以前勤めていた会社で、会社の働き方や考えに縛れてしまった結果、家庭崩壊の危機を招いてしまった経験があります。
”家族を幸せにしなくて、自分は何をしているのだろう・・・”と仕事に対する考え方が変わりました。
そんな経験から、自分と同じように悩んでいる方の力になりたいなと考えています。」
誰かのためを思うあまり、自分や周りのことをないがしろにしてしまう。
ご自身が経験したからこそ、そんな方の助けになりたいと語る渥美さん。
ハッとさせられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな渥美さんに、”働きやすい環境とはどんな環境なのか?”をお伺いしました。
「私なりに思う働きやすい環境は、”思ったことをオープンに言える環境”だと思います。
日本人は良い意味でも悪い意味でも”空気を読む”ことに長けています。
しかし、時には空気を読みすぎてしまうこともあります。
例えば、会議のときなどです。
”なんか納得しないけれど、言わない方が良いか。”
そのような思いを経験したことがある方も多いのではないでしょうか?
場の空気を考え、自分の考えや思いを押し殺してしまうのです。
それが積もり積もってしまうと、不満やストレスに変わり、職場環境の悪化に繋がってしまいます。
小さなことでも気兼ねなく言える関係性を築けることができれば、働く方にとって働きやすい環境だと思います。」
”大きな問題は小さな問題の積み重ねでできている”というのを聞いたことがあります。
小さなことでも、まずはそれを周りに言える環境が大事ということです。
年齢や立場に関係なくお互いが意見を言い合えるというのは、素晴らしい環境だと思いました。
では、そのような環境を築くためには、どのようにすればいいのでしょうか?
「大切なのは、”自己受容”だと思っています。
”良いところも悪いところも含めて、自分のことを許してあげる”ということです。
私が今まで多くの方と関わってきた中で感じたことの一つに、
”誰かの嫌いな一面は、実は自分の中の嫌いな一面”ということがあります。
例えば、横柄な態度を取る人が嫌いという人は、実は自分の中にも横柄な一面があり、そんな一面が嫌いということです。
”横柄であってはならない”という自分の中の正しさを押し付けてしまうことで、自分に対しても相手に対しても許せなくなってしまいます。
しかし自分の中の”横柄さ”を許すことが出来れば、そんな人も許せるようになっていきます。
まずは自分のことを認めて許すことで、相手のことも受け入れることができます。
それが職場の環境を良くするための最初の一歩だと考えています。」
自分のことを認めることで、相手のことを認めることができるようになっていく。
相手を知るにはまずは、まずは自分から。
嫌いな人や苦手な人がいる人や、他人に対してイライラしてしまう人は、もしかしたら”自分自身に対して”嫌いなところや許せないところがあるのかもしれませんね。
渥美さんがお話してくれたことを、僕自身のこれからの生活の中で活かしていきたいと思います。
今月に法人化を目指していらっしゃるという、渥美さん。
今後の益々のご活躍を楽しみにしております。