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確定拠出年金を正しく知って欲しい!
【会員様紹介】清水浩さん
本日ご紹介する会員様は、清水浩さんです。
清水さんは現在、様々な活動をされていらっしゃるとのことですが、今回は、確定拠出年金について、お伺いしました。
中小企業に対して、確定拠出年金の導入を勧めていらっしゃるとのこと。
か、確定拠出年金…??
恥ずかしながら、僕自身ほとんど中身を知りませんでした。。。
「iDeCo」なら聞いたことがある人も多いと思いますが…。
ここで確定拠出年金とは、一体どういったものなのか、簡単にご紹介いたします。
確定拠出年金とは?
確定拠出年金は、公的年金に上乗せして給付を受ける私的年金のひとつで、老後の資産形成の一助となる国の制度です。 確定拠出年金には、企業が運営主体となる「企業型」と、国民年金基金連合会が運営する「個人型」の2種類がある。(引用:ゆうちょ銀行 確定拠出年金)
要するに、「自分で運用する年金」という感じです。自分のペースで、将来のために運用ができます。
一番大きなメリットとして、〈掛け金の全額が所得税と住民税の控除の対象〉というのがあります。
金額について分かりやすい例がありましたので、参考にご覧ください。
【例】年収600万円の会社員のAさんが、毎月23,000円を確定拠出年金にした場合
1年間の掛け金・・・・毎月23,000円×12か月=27.6万円
27.6万円分の所得税控除を受けることができます。
Aさんの年収の場合、所得税の税率は20% 住民税は10%ですので
所得税の節税効果 27.6万円×20%=5.5万円
住民税の節税効果 27.6万円×10%=2.7万円
会社員のAさんは、年間8.2万円の税金が優遇されることになります。
また、自営業者にとっては最高81.6万円の控除を利用でき、所得税や住民税を減らす効果があります。
(引用:確定拠出年金のメリットやデメリット~税制優遇について)
年間で8.2万円が戻ってくると思うと、すごく大きいですね…。
そのほかにも、〈運用利益が非課税〉、〈運用コストが安い〉など、の実際に運用したときのメリットも多くあります。
自分のことは自分で守っていく時代。運用に関しても学んでいかなければいけませんね!
そんな確定拠出年金ですが、デメリットもあります。
・60歳まで引き出せない
・解約不可(引き落としを一時停止するのが可能)
などです。
それでも、現在までに、
約33,000以上の企業が導入し、加入者数は800万人を超えています。(企業型、個人型合算)
そんな確定拠出年金を、中小企業向けに広めているという、清水さん。
なぜ、現在の仕事をしているのか、お伺いしました。
「そもそもは、バブルがはじけて、それまでやっていた企画会社の仕事がすべてなくなったのがきっかけでした。
仕事を無くし、そんな中でもなんとか、保険の仕事に就きました。
そこで、保険の”表と裏”があることを知り、その延長で、確定拠出年金のことを知りました。
そこで、”こんなに良い制度があるなら、広めていきたい!”と思い、現在に至ります。
ただ、この確定拠出年金は、今だに知らない人も多いです。特に会社員の方は、年金は給料から天引きされていて、無関心な人が多いです。笑
でも確定拠出年金は、若い人であればあるほど、意味があります。
年齢を重ねてからだと、できることに限界があります。その前にしっかり理解して、若いときから準備しておく必要があります。
そして加入する際には、1人1人にしっかりと理解してもらわなければいけません。
企業で導入するのであれば、説明をし、指導をし、合意をした上で、導入するべきなのです。
地方の国民の生活は、中小企業が守っていると考えています。
中小企業、そして市民が主役であるべきなのです。
そのためにも、中小企業の社員のみなさんが働きやすく、守られるように、これからも確定拠出年金について、広めていければいいなぁと思います。」
確かに、素晴らしい制度であるのなら、それは多くの人に知ってもらうべきですよね。
僕も今回確定拠出年金のことを教えて頂き、とても勉強になりました!
もし、確定拠出年金について、詳しく知りたい方や、企業で導入をしたいという方がいらっしゃったら、是非、清水さんのお話しを聞いて頂きたいと思います!
とても丁寧に、かつ優しく教えて頂けます(^^)
清水さんの活躍で、1人でも多くの人の生活がより豊かになっていくことを願っております。