本日ご紹介させて頂く会員様は、宮野ゆうきさんです。
宮野さんは、
・大人と子どもの運動教室(https://studiozero2014.com/ くまの運動教室/)
・しつもんメンタルトレーナー(https://studiozero2014.com/ くまのしつもんメンタル/)
として活躍してしていらっしゃいます。
運動教室では、
身体を動かす楽しみや体力作りから、身体の使い方や自分の心について考え学ぶ方法を指導。
しつもんメンタルトレーナーとしては、 質問を通して自分自身と向き合うワークを、選手や保護者、運動指導者などへ向けて開催していらっしゃいます。
VIDEO
【しつもんメンタルトレーニングとは?】
“しつもん”をすることを通じて、子どもたちのやる気や自ら考える力や、メンタルトレーニングのスキルを高めるアプローチを伝える。
http://shimt.jp/?page_id=5
子ども達の身体、そして心の成長を支える宮野さんに、
今のお仕事を初めた経緯をお伺いしました。
「もともとはスポーツクラブで働いていました。
プール教室のインストラクター、運動のサポート、イベントの企画や運営などを行っていました。
しかし環境の変化などがあり、「自分でやっていこう」と思うようになり、4年前に起業しました。
初めは大人の方向けの運動教室を運営していたのですが、
たまたま知り合った方から、「小学生のバレーボールチームの指導をしてもらえませんか?」 と声を掛けて頂きました。
私自身、学生時代からバレーをやっていたので、「やってみよう!」と思い承諾しました。
しかし、当時のチームは、勝てるはずのチームに負けてしまい、自信を失っていました。
技術の前に、まずはどうすればより前向きにプレーをできるのか を考えました。
子ども達と面談を重ね、モチベーションの向上に努めました。
そして1年後には、チームは全国大会出場 を果たすことができました。
その中で私自身、「もっと子ども達の指導をしたい」と考え、自分でも子ども向けの運動教室を行うようになっていきました。
「どのようにすれば、より子ども達の能力を引き出せるのか?」を考え、模索していくなかで
“しつもんメンタルトレーニング” に出会ったのです。」
選手も保護者も前向きな考えを持ち、全国大会出場のチームを作りをサポートした、宮野さん。
どんな声かけをするのか、どのようにすれば能力を引き出せるのか?
子どもの場合はなおさら、声の掛け方ひとつで影響は大きく変わっていくのだと思いました。
そんな宮野さんが大切している”しつもん”。
質問を通すことで、一体何が得られるのでしょうか?
「子ども達って、私達大人が思っている以上に、たくさんのことを考え、思っている のです。
しかし、それを口に出して伝えられる子供は少数です。
「間違っていたら、どうしよう。」、「怒られるかもしれない。」
育ってきた環境によっては、そのように思う子どももいます。
その中で、いかに子どもたちの考えや思いを引き出すのか?
それはやはり”しつもん”次第なのです。
どんな”しつもん”をするかによって、子ども達の反応はまるで違います。
ほとんどの場合、指導者はすでに”答え”を持って、子どもに質問をします。
それによって子ども達は、’大人が求める正解を答えなければいけない’ と考えてしまいます。
その考えをなくすことで、子ども達から様々な発想が生まれ、考えが豊かになっていきます。
そして、自分で考え、判断できるようになっていくのです。
私が子ども達の指導をすることで、大切にしていることが3つあります。
・考えたことすべてが正解
・わからないも正解
・相手の意見も受け止める
これらを通して、子供達にとって安心な場をつくってあげたいと考えています。
子供達にはスポーツを行う上で、上手くなって結果を出してほしいと考えています。
しかしそれ以上に、スポーツを楽しんでほしい とも思っています。
そのためにも指導者が上手に”しつもん”をし、子供の気持ちを引き出すことで、もっとスポーツを好きになってほしいです。
上手になっても、なれくても、
結果が出せても、出せなくても、
エースでも、エースじゃなくても
スポーツをやる上では、みんなが主役なのです。
誰もが楽しんで行えるのです。
そのことを”しつもん”を通して、伝えていきたいと思います。」
指導者はすでに”答え”を持って、子供に質問をしている。
その言葉にハッとしました。
僕自身、甥っ子や姪っ子にサッカーやテニスを教えることがあるのですが、すぐに答えを教えていました。
「こうすれば上手くいくよ。」
しかしそれでは、子供のためにはならなかったのです。
自分で考え、答えを見つけることで、本当の糧になっていくのです。
そして周りの大人はそれをサポートするだけで良かったのです。
これから何かを伝えるときには、その考えを大切にしなければいけないなと感じました。
宮野さんのお話を聞く中で、僕自身がとても成長できました。
最後に宮野さんから、皆さんへメッセージです。
「しつもんメンタルトレーナーの養成講座を開催致します!
指導者や会社の経営者、部下を持つ人、学校の先生、そしてお母さん方に向けて、
なりたい自分になるための質問の仕方や、やる気を引き出す声かけの方法などをお伝えします。
https://studiozero2014.com/ インストラクター養成講座/
そして夏休みには、特別企画として、
5チーム限定のメンタルトレーニングを行います!
小学校4年生〜高校生の部活や、クラブチーム向けのメンタルトレーニングになります。
目標設定や目標達成への行動、コミュニケーション能力の向上や、チームとしての行動の取り方などをお伝えします。
http://studiozero2014.wixsite.com/shitsumon/blank-12
またエニシアでもコミュニティを開催しております。
http://event.enicia.net/?p=1932
ご興味のある方、是非ご参加ください。」
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てんかんという病気になってから感じたことを伝えるために、全国各地で講演活動行う。
病気に対する考え方を伝えたり、てんかんの正しい認知のために、47都道府県での講演を目指す。
http://shinjinakamura.com/